性器ヘルペス
ヘルペスウイルス属には数種類のウイルスがあります。その中で性器ヘルペスの原因は単純ヘルペスの1型と2型です。よく似たウイルスに帯状疱疹ヘルペスがあり、これは水疱瘡を起こすウイルスです。
ヘルペスウイルスは神経に潜む傾向があり、いったん症状がなくなった後も、神経に沿って再発してくることがあります。単純ヘルペスも口内、唇、外陰部といった神経の多い部分に疲れた時や体調の悪い時に再発を繰り返すことがあります。
性器ヘルペスではまず、外陰部に痛みを伴う、小さな水ぶくれができます。それがつぶれると、下着に触れたり、水がしみてとても強い痛みが起こるようになります。
日本人の場合は単純ヘルペスウイルスを子供の頃に親からもらっていることが多く、成人してから初めて感染することは少ないです。初めての感染症状でなければヘルペスの炎症症状は口と外陰部に限られることが多いようです。成人してから初めての感染では脳炎を起こすこともあり、稀に命に関わる状態となります。パートナーが外国人、ヘルペスの症状が今までになかった人は初めての感染である可能性がありますので注意してください。水ぶくれができている時や、それがつぶれて皮が張ってない段階での性交渉は控えましょう。
現在の抗ヘルペスウイルス薬はいい薬で、ずいぶん前から使われているのですが未だ薬が効かないタイプのウイルスは発見されていません。症状が出た場合はすぐに利用しましょう。また、1年間に何回も症状のある人は薬を予防的に長期間少ない量で使うこともできます。
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