月経周期
女性と男性の性・生殖で最も異なる点は、女性には月経周期という周期が存在することです。周期があるということは昨日と今日が体調も気分も少し異なる、変化することを意味します。男性には生殖の面でのこのような周期は存在せず、昨日も今日も明日も同じなのです。
日本産科婦人科学会の定義では、月経とは約1カ月の間隔で起こり限られた日数で自然に止まる子宮からの周期的な出血をいいます。
月経周期日数(始まりから始まりまで)は25~38日、その変動は±6日、出血持続日数3~7日、月経血量20~140mlが普通です。
月経周期は子宮の出血の周期です。子宮は赤ちゃんをその中で育てるための入れ物ですから、胃や腸と同じようになかに物が貯まるようになっています。そしてその内側をかたどって、赤ちゃんが着床するベッドの役割を持つ子宮内膜があります。
この子宮内膜は卵巣で作られるエストロゲン(卵胞ホルモン、女性ホルモンの一種)の作用で細胞分裂が促され、月経周期の前半(月経開始から排卵まで)に内膜の厚さを増して発育します。エストロゲンは卵胞(卵巣で卵が発育、成熟してくると卵の周りに液体がたまってだんだん大きくなってくるのでこう呼ぶ)の発育に従って多く分泌されるようになります。卵巣では卵胞発育がある程度(2cmくらい、月経開始ころには3~5mm程度だった)に達すると排卵がおこります。排卵がおこったあとの場所に黄体とよばれる黄色い部分ができます。ここでプロゲスチン(黄体ホルモン、女性ホルモンの一種)が作られます。プロゲスチンは排卵した卵が精子と出会って受精した場合に赤ちゃん(受精卵、初期胚)を受け入れる(着床)ための子宮内膜を変化させます。赤ちゃんが着床した場合には胎盤ができて、胎盤から卵巣を刺激してエストロゲンとプロゲスチンを続けて産生するような命令がでますので子宮内膜はこれらの女性ホルモンに刺激されて月経が来ない、つまり妊娠の状態となります。
着床がなかった場合には卵巣の黄体の働きは排卵後約2週間で低下します。その結果、黄体から分泌していたエストロゲンとプロゲスチンの血中濃度が下がり、子宮内膜が維持できなくなって、子宮内膜が根こそぎ剥がれて落ちます。これが月経です。いままであったエストロゲンやプロゲスチンがなくなると子宮に収縮が起こり、これが月経痛として感じられます。この収縮が内膜の剥がれた後の出血を止める働きをします。まったく痛みのないだらだら続く出血は月経ではなく不正出血の可能性があります。
基礎体温はプロゲスチンによって上昇します。排卵後、黄体がつくられて、プロゲスチンの分泌がはじまることにより高温層になります。月経開始のときには基礎体温は低下しているかその途中であることが通常です
日本産科婦人科学会の定義では、月経とは約1カ月の間隔で起こり限られた日数で自然に止まる子宮からの周期的な出血をいいます。
月経周期日数(始まりから始まりまで)は25~38日、その変動は±6日、出血持続日数3~7日、月経血量20~140mlが普通です。
月経周期は子宮の出血の周期です。子宮は赤ちゃんをその中で育てるための入れ物ですから、胃や腸と同じようになかに物が貯まるようになっています。そしてその内側をかたどって、赤ちゃんが着床するベッドの役割を持つ子宮内膜があります。
この子宮内膜は卵巣で作られるエストロゲン(卵胞ホルモン、女性ホルモンの一種)の作用で細胞分裂が促され、月経周期の前半(月経開始から排卵まで)に内膜の厚さを増して発育します。エストロゲンは卵胞(卵巣で卵が発育、成熟してくると卵の周りに液体がたまってだんだん大きくなってくるのでこう呼ぶ)の発育に従って多く分泌されるようになります。卵巣では卵胞発育がある程度(2cmくらい、月経開始ころには3~5mm程度だった)に達すると排卵がおこります。排卵がおこったあとの場所に黄体とよばれる黄色い部分ができます。ここでプロゲスチン(黄体ホルモン、女性ホルモンの一種)が作られます。プロゲスチンは排卵した卵が精子と出会って受精した場合に赤ちゃん(受精卵、初期胚)を受け入れる(着床)ための子宮内膜を変化させます。赤ちゃんが着床した場合には胎盤ができて、胎盤から卵巣を刺激してエストロゲンとプロゲスチンを続けて産生するような命令がでますので子宮内膜はこれらの女性ホルモンに刺激されて月経が来ない、つまり妊娠の状態となります。
着床がなかった場合には卵巣の黄体の働きは排卵後約2週間で低下します。その結果、黄体から分泌していたエストロゲンとプロゲスチンの血中濃度が下がり、子宮内膜が維持できなくなって、子宮内膜が根こそぎ剥がれて落ちます。これが月経です。いままであったエストロゲンやプロゲスチンがなくなると子宮に収縮が起こり、これが月経痛として感じられます。この収縮が内膜の剥がれた後の出血を止める働きをします。まったく痛みのないだらだら続く出血は月経ではなく不正出血の可能性があります。
基礎体温はプロゲスチンによって上昇します。排卵後、黄体がつくられて、プロゲスチンの分泌がはじまることにより高温層になります。月経開始のときには基礎体温は低下しているかその途中であることが通常です
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